はじめまして!アフリカ・ウガンダ共和国留学中の森田海です!
だれが見てるかわからないのですが、
ようこそONYXISへ!
さてさて初投稿ということで、そもそも誰だお前!的なノリといったところでしょうか。
一応、私も鳥取大学生であります!ちなみに工学部ですが、途上国開発に興味があったので留学生として東アフリカの名門大学??のマケレレ大学で学んでます。こっちでの専攻は開発経済学ということになってます。
気になるウガンダのことを1からここで書いてもいいのですが、面倒くさいっていうのと私は今年の7月にはおそらく鳥取大学に戻っているので、ここでは割愛させていただきます。
とりあえず今回は、国連ってちゃんとやってんの~?的な意見が出てたのでそれについてみようと思います!ONYXISメンバーとしても模擬国連をやっている以上、国連のことは知っておきたいものですね。
国連という社会の教科書でもおなじみの偉大な名前がひとり歩きする前に、まずは概要について確認してみましょう!
第1次世界大戦のさなかに構想され、翌年1919年「国際協力を促進し、平和安寧を完成する」目的で国際連盟という組織が生まれました。
しかし、国際連盟は第2次世界大戦の防止に失敗してしまします。
それを引き継ぐような形で1945年国連憲章に基づき設立されたのが国際連合です!
<国連憲章が定める国連の目的>
- 国際の平和と安全の維持
- 人民の同権および自決の原則の尊重に基礎をおいて諸国間の友好関係の発展
- 経済的、社会的、文化的または人道的性質を有する国際問題を解決し、かつ人権および基本的自由の尊重を促進することについて協力
- これらの共通の目的を達成するにあたって諸国の行動を調和するための中心となること
まぁ要するに、世界の人たちの生活を守るために国連は加盟国の協力を得て行動するってことですかね。各国が自力でやっても難しい問題を、みんなで協力して解決しましょうよと。ただし、国連は加盟国が決めたことしか実行できません。
ちなみに2013年の国連通常予算分担率はアメリカについで日本が2位の10%を占めています。われわれの税金は世界の人たちのためにも大いに使われているようです。それだけに税金の使い方に比較的無関心、さらには国際問題にも疎い日本人が国連についてあまり知らないのも必然かもしれません。
日本にいたときは国連の行っていることはすごいなとも思いつつ、日本とあまりにもかけ離れた問題になかなか実感がわかなかったのも事実です。
ところがアフリカにきて毎日のニュースに仰天!
やれ国内でエボラ出血熱が発生した!
だの
隣国ケニアのショッピングモールでテロ!
だの。それにより国連ファミリーであるWHOやPKOスタッフの派遣報道。一瞬で国連が身近になりました。国連ちゃんと動いてるみたいだですよ。
国連って言うと平和を守るんでしょ。紛争を解決しなきゃいけないじゃんみたいな考えが出ることもあるでしょう。それゆえ紛争などが長引くと国連しっかりやってるの?と思うかもしれません。しかし、紛争解決のみが成果ではありません。
ウガンダにも難民キャンプが設置され、南スーダンの内戦から多くの人が流れてきています。国連難民高等弁務官事務所は、テントや食料などを配給しています。
こうした日本のメディアには取り上げられることが少ないような地道な行動も国連はやっています。ニュースのヘッドラインに”国連”の2文字が見えたらぜひ読んでみましょう!きっと国際社会を知るための助けとなることでしょう。
今日はこのへんで。
ではでは。
【参考文献】
国連広報局「国連のここが知りたい」、2010年
【参考サイト】
「国際連合広報センター 目的と原則」
<http://www.unic.or.jp/info/un/charter/purposes_principles/>
「国境なき医師団 ウガンダ:MSF、南スーダンからの難民援助を強化」
コメントをお書きください